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桐箱の優れた特長

現在、建材は安価なものを使用する傾向にあり、
再生が困難な海外の森林を伐採し続け、
地球温暖化の原因ともなっています。
桐は再生可能な資源であり、地球に優しい資源です。
今、世界的な規模で広がっている温暖化防止を
少しでも減らすためにも、桐は環境を考えた資源と
いえるのです。
桐は古来から生活の中で様々な用途で利用されて
きました。
それは桐の持つすばらしい特性を生活の中で
活かすことができたからです。

機能性

優れた防虫効果
桐の成分の中に虫を寄せ付けない成分(パウロニン、セサミン等)が含まれています。
虫が付きにくいと言うことで、衣類、美術品、宝石等の収納に最も適しています。
腐食に強い
桐材には多量のタンニン(防腐力が大きい成分)が含まれています。そのため、湿気のある日本の風土でも腐りにくく、苔や細菌の繁殖もおさえて、長期間の使用に耐えます。
軽量
桐は国産材中最も軽量な木材です。
同じものを作るなら、桐の方が軽くて、持ち運びに便利というわけです。
収縮率が少ない
乾燥した桐材はたいへん収縮率が少ないため、ぴったり隙間のない製品を作ることもできます。 このため桐のタンスに代表されるように、その内部は外気を遮断し、日本の四季による温度差や湿度の高さの影響を受けません。
恒湿作用が高い
恒湿作用とは、木材が湿度変化に対応し、湿気を吸放出することで湿度の高低を緩和する能力ですが、これは軟らかくて比重の軽い素材ほどその能力が高いとされています。
物の保存には湿度を一定に保つということが、重要な条件になります。
耐熱性が高い
桐は燃えにくく、煙の発生も少ないので、昔から火鉢、燭台、火のし、またはカイロ灰として用いられてきました。 桐はその構造から熱を伝えにくく、また熱を受けても割れにくい性質を持っています。火事になっても桐のタンスに入れていた衣装だけは無事だったと言う話もよく聞かれます。

芸術性

皇室などでもご愛用いただいております
桐は古来より神聖視されており、皇室や様々な政府の家紋としても用いられてきました。
当社では、桐材特有の美しさをより 引き立たせるためイボタロウを使用 したうづくり仕上げを施しています。

高級感

桐箱はそれ自体も伝統工芸品
「桐箱は中に入っているものを守る脇役(中のものをより引き立たせる)。
しかし、それ自体も美しい伝統工芸品なんです」
(産経新聞記事より)
この記事にあるように桐箱には中に入っているものの高級感を引き立たせる効果があります。
紙製やプラスチック製の箱ではどんなに装飾を施しても桐箱の存在感・高級感には敵わないということに加え、紙製やプラスチック製の箱は立派にするほど“箱”に注目が集まりますが桐箱は“箱”の存在感を示しつつも、“中身”の高級感・価値を高めることができるという点において他の箱とは圧倒的な差があるのです。
  • 高級グラスの美しさを引き立てます。
  • ワインを納める箱としてもお使い
    いただいております。
  • 和鶴のマークを入れた桐箱が
    モダンな印象。

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