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桐箱製作におけるこだわり

物を入れる箱としてのこだわり

桐箱に入れて保管するものを正確に把握した上で、最適なオーダーメイドの箱を作成します。
また、桐材の収縮による損壊を防ぐため、作業場の湿度管理もしっかりと行っています。

  • 徹底的に湿度管理を行っています。
  • 温度管理もしっかりと行っています。

美しさへのこだわり

美しい箱に保管されることで保管物の価値が高まります。
当社では、木目をキレイに見せる『うづくり仕上げ』や、桐材の木口をキレイに
魅せる『上等仕上げ』などを行っています。
また、曲線美へのこだわりを持つお客様には、桐箱の『Rの取り方』なども個別で対応可能です。

うづくり仕上げ

  • うづくり仕上げは、江戸時代から用いられる伝統的手法で木の木目を浮き上がらせ
    引き立たせるように何度も桐表面をこすって仕上げる加工法です。
    木の表面を強くし、傷を付きにくくする効果もあります。
【うづくり仕上げで使用するイボタロウとは】
イボタロウは、融点の高い天然のロウのことです。
うづくり仕上げを行う際に桐表面に塗ることで桐特有の上品な艶のある風合いに仕上がります。この仕上げは、表面保護の効果もあります。

上等仕上げ

  • 上等仕上げとは、桐箱を数個製造する毎に刃を砥ぐことで桐の表面をきわめて滑らかに仕上げる方法です。
    非常に手間のかかる仕上げ方ですが、桐材の木口がつややかなあめ色に仕上がり、
    桐箱の美しさを引き立させることができます。
  • 【上等仕上げに欠かせない刃の研ぎ方】
  • 桐の表面は削る刃の状態で大きく変わるため、
    当社では刃を砥ぐ頻度を増やし、常に良好な刃の状態を保っています。
    そのため通常外注に依頼する刃を砥ぐ工程を自社で行うようにしています。
    手間はかかりますが、良いものを作るために妥協はいたしません。

材質選び

  • 桐箱には主に北米産・国産・中国産の桐が使われます。
    北米産や国産の桐は木目が細かく高品質、中国産の桐は木目は粗いですが安価なのが特徴です。
    また、柾目は板目より反りにくく割れにくい製材方法です。柾目は、樹木から取れる量が少ないため高価ですが、商品価値を引き立ててくれる材質です。
    当店では用途やお客様のご要望に合わせて最適な桐を使った桐箱を製作致します。
  • 木目が細かい
  • 木目が粗い

伝統工芸品としてのこだわり

伝統と技術を守り続け、桐箱を一つひとつ丁寧に製作しています。

社長 小林總一郎の想い
〜3代目桐箱職人〜
私が桐箱職人として3代目になります。
先祖代々受け継いだ技術をもとに日々技術の向上を図り、お客さまに納得される製品造りを心がけています。

〜お客様の宝物を引立たせる箱を作りたい〜
また、当社ではその技術力を活かし高級感のある桐箱つくりをおこなっています。
「お客様が大切にしている宝物を引立たせる箱を作りたい」その気持ちでいっぱいです。

〜自覚と誇り〜
そのためにも自分が桐箱職人であるという自覚と誇りを持って、日々精進してまいりたいと思っています。

〜嘘の無い誠実な対応〜
対価との兼ね合いはありますが、ごまかしのない良い製品造りに努めています。
今後もお客様第一に考えて、嘘の無い誠実な対応を心がけていきたいと思っています。よろしくお願いいたします。
職人 斉藤勝美の想い
〜12歳からこの道一筋の桐箱職人〜
12歳からこの歳まで元気で桐箱造りを行ってきたことが誇りです。
より良い桐箱をより速く確実に作るそれが私のテーマです。

〜お客様の宝物を引立たせる箱を作りたい〜
私が製作した桐箱がお客様の大切な品物をお守りしていると思えば、職人冥利に尽きます。
これからも、伝統ある桐箱によってお客様の大切なものを守っていくという気持ちで、元気で頑張っていきたいと思います。

大阪府優秀技能「なにわの名工」の表彰を受賞しました。

多方面でご愛用いただいております。

現皇太子さま、秋篠宮さまの結納品をおさめる箱として使用されました。

人間国宝 角谷一圭氏の作る茶釜を納める
箱として使用されました。
角谷一圭工房株式会社では、現在も当社の桐箱
が使用されています。

宮内庁に当社の桐箱が納品されています。

伊勢神宮式年還宮で使われた人間国宝
角谷一圭氏が作成した神宝鏡を収める箱
として当社の桐箱が使用されました。

お問合わせ

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まずはご注文頂く前に品質を
お確かめください。
お客様のご要望に叶うサンプ
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大阪府池田市荘園2-7-17
TEL:072-761-8414
FAX:072-761-8689
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